設備紹介Equipment

  • NO測定装置 チェスト ナイオックスVERO 原田産業 NO Breath

    気道の好酸球性(アレルギー)炎症の指標として、広く活用されるようになりました。簡便に測定できるので、当院では2種類の機器を活用して、喘息の補助診断、継時的な気管支の炎症(アレルギーによるただれ具合)をモニターしております。 「隠れぜんそく」を見逃さないためのスクリーニングとしても大切な検査の一つです。

  • スパイロメーター チェスト HI-801

    呼吸機能検査の代表であり、最も大切な検査です。少々頑張って実施して頂きますが、肺活量や気管支の広がりなどが詳細に評価できます。最近では、この検査の一秒量を指標に「肺年齢」が算出され、肺の機能の目安として活用されています。

  • 総合呼吸抵抗測定装置 チェスト MostGraph-02

    安静呼吸にて呼吸抵抗が短時間で測定でき、スパイロメータ実施困難な小児や呼吸困難な方にでも負担なく実施することが可能です。3Dカラーグラフィック表示され、スパイロメータでは検出できない気道の広がりや痰の絡み、肺の硬さなど評価できるようになりました。

  • レントゲン 日立製作所 CLINIXⅢ

    主に胸部や副鼻腔の評価として撮影しております。また当院では骨塩定量検査(MD法)としても実施しており、骨粗鬆症の診断や治療経過観察に活用しています。

  • 喀痰・鼻汁検査用顕微鏡 OLYMPUS CX33

    喀痰や鼻汁中の好酸球のチェックは、ぜんそくやアレルギー性鼻炎の診断には不可欠です。検査当日に評価することで早期診断ができ、適切な治療が可能となるので、院内に設置しております。また、専門の臨床検査技師による精度の高い評価を追求しております。もちろん、グラム染色も実施し、感染症の起炎菌評価も行っております。

  • 呼吸器感染 デンシトメトリー分析装置 富士ドライケム IMMUNO AG1

    ウイルスや細菌検出の高感度化を実現した、新発想の感染症のプラットフォームです。従来法の免疫クロマト法による迅速検査キットと比べ、インフルエンザウイルスのより発症早期の診断が可能となりましたので、発症初期などに適宜実施しています。また、他の呼吸器感染症であるマイコプラズマ、溶連菌などもおおよそ15分程度で結果判定が可能となりました。

  • 血液検査機器 全自動血球計数器 日本光電 MEK-6510 臨床化学分析装置 日本光電 CHM-4100

    主に白血球数やCRPを測定しており、感染症の診断や重症度評価に活用しています。そのほか、貧血や糖尿病の指標であるHbA1cも速やかに解析可能です。

  • 心電計 日本光電 ECG-2150

    息切れや動悸などの原因が、心臓由来の場合も少なくなく、不整脈や狭心症、慢性心不全など心臓疾患の診断目的に適宜実施しています。

  • 超音波診断装置 日立製作所 FUTUS

    主に腹部内臓の評価として活用し、肝臓・胆のう・腎臓などの疾患のスクリーニングや定期観察、検診時などに実施しています。また、頸動脈エコーも実施しております。首の血管に超音波をあて、頸動脈の動脈硬化やプラークによる閉塞がないかを調べます。全身の動脈硬化度の評価の指標となり、頸動脈狭窄や閉塞、あるいは脳塞栓になり得る動脈硬化性血管病変の発見に有効な検査です。

  • CO測定装置 原田産業 ピコプラス スモーカライザー

    呼気中CO濃度は、1日に吸うタバコの本数と相関するので、喫煙/禁煙の評価や禁煙外来時に活用します。また、禁煙維持への患者さんの動機づけにも利用しております。

  • パルスオキシメータ 日本光電 SAT-1200

    指に差し込むだけで簡便にできる血中の酸素飽和度を測定する小型機器です。息苦しい方や呼吸不全の患者さんの体内の酸素状態を評価します。慢性呼吸不全で通院中の方には貸出しや販売も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

  • ネブライザー オムロン NE-C29

    喘息の発作や痰の出しにくい方に、このネブライザーを用いて吸入治療を実施しています。気管支拡張薬や去痰薬などを配合してクリニックにて吸入して頂きますが、定期吸入が必要な方には自宅用にネブライザーを購入いただき(約2万円)、保険診療にて処方する在宅用の治療薬液を吸入していただくことも可能です。